インテリマッチョへの道~知識アウトプットブログ~

筋トレが大好きな新卒サラリーマン。知的で色気のある生き生きとした大人になるべく、読んだ本や学んだことをアウトプットしていきます。

絵を見る技術(下)

 

 

おはようございます。

ついに「絵を見る技術 秋田麻早子著」を読み終えたので、残りの章の話と全体のまとめについて書いていきます。

 

今回読んだのは「構図」と「統一感」についての章です。

 

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構図について。この章でまず面白いと思ったのが何かが描かれている「位置」の持つ意味についてです。絵画では下より上、左より右(絵画を見ている側から考えたら左)の方が各上だといわれています。

こういったいわゆる常識のようなものが存在するため、ムンク「叫び」では主役が絵の下にいて、上に通行人が小さくいることから、主役の虚無感を倍増させています。

このように「なんかこの絵むなしい印象だな」という感覚と理論は結びついているのだなと改めて感じさせられました。

また「なんかすっきりする」という印象を与える絵画は、2等分線や3等分線、対角線などを引いたときにきれいに収まっているものです。

このように名画と言われるものは、調和やリズムを生むためこのような構造が隠されていたりします。

ラバットメント・ラインについてもいろいろ書かれていたのですが正直今の自分にはよくわかりませんでした。

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統一感について。この統一感があることにより、絵の持つメッセージがダイレクトに伝わってきます。

どのような方法で統一感を持たせるかについて、まずは「輪郭線の有無」です。輪郭線とは現実にはないものなのであると抽象的、ないと自然的な絵になります。

次に「疎か密か」。これは絵全体にびっしり書き込むか、書き込まないか。疎の場合はより洗礼された印象を受けます。

次に「仕上げの質感」。これは画面が粗い仕上がりかつるつる仕上がりかです。粗い仕上がりの絵は遠くから見られるのを想定されており、躍動感のある絵にはぴったりです。逆につるつる仕上がりの方は近くで見ることを想定されており、古典的なアングルの絵にはぴったりです。

最後に「傾きや形の反復」です。傾きをそろえたり、同じ形が繰り返し利用されるとあんだか安心するなーという印象を与えます。

このように統一感を持たせることで作品にブレが無くなり、流れるように観察することができます。

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この本は本当に学ぶことが多く、久しぶりにドッグイヤーまみれになりました。しかしまだ知識として頭に入っているだけの状態なので、友達に名画が名画たるゆえんを説明できるようになりたいです。

また名画と言われるものは本当に無駄なことが描かれておらず、すべてが必要な要素なのです。そのため一見不必要な要素に対して、それが存在する理由を理解し、ゴッホフェルメールラファエロのような巨匠に「俺は気づいたぜ」とドヤ顔できるようになりたいです。

主役、目線、バランス、色、構図、統一感これらを意識しながら近々美術館にでも行ってきます。

 

長かった3部作もいよいよ終わり。

ありがとうございました。

 

ではでは