インテリマッチョへの道~知識アウトプットブログ~

筋トレが大好きな新卒サラリーマン。知的で色気のある生き生きとした大人になるべく、読んだ本や学んだことをアウトプットしていきます。

絵を見る技術(中)

 

 

おはようございます。

今回は前回のブログの続きを書いていきます。

 

前回は絵画の「主役」と「目を引き付ける理由」の記事を書きました。今回は「バランス」と「色」について学んだことを書いていきます。

 

 

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バランスについて。絵を見たときに私たちは何となくのイメージで「威厳のある感じだな」「静かな感じだな」と考えると思います。

このイメージは「構造線」に大きな影響を受けています。構造線とはその絵の背骨にあたるようなものです。

この構造線には大きく分けて4つの種類があります。

1つ目は「縦の構造線」。この構造線で描かれた絵は「凛とした威厳のある印象」を与えます。

2つ目は「横の構造線」。この構造線で描かれた絵は「穏やかで休止した印象」を与えます。

3つ目は「斜めの構造線」。この構造線で描かれた絵は「躍動感のある印象」を与えます。また右上がりの構造線は元気な印象、反対に右下がりの構造線は不安な印象になるといわれています。

4つ目は「カーブする構造線」この構造線で描かれた絵画は「やわらかい印象」や「神聖な印象」を与えます。ボッティチェリの「ヴィーナス誕生」のヴィーナスもS字で立っており、ふわっとした印象を与えると思います。

しかし構造線は1絵画につき1つではなく、サブの構造線も必要となります。例えば縦の構造線だけで描かれた場合、なんか不安定な印象を与えますが、それを支える横や斜めの構造線を加えることで安定した印象を与えます。

またバランスがいい名画というものは左右対称になっています。しかしこれは絵自体が左右対称ということでなく、天秤にかけた時の重さ(現実の重さ、印象の重さ)が釣り合っているということです。

この章を読んで、絵画の知識が全くない私でも「なんかバランスがいいな」と思わせる画家たちは本当に天才だったのだなと感じました(しかも現在のように理論化されていない!)。

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色について。これもバランスと同様「なんかいい」で済ませてしまうところじゃないでしょう。しかし名画には名画の理由があるのだなと改めて感じさせられます。

今では手軽に買える絵の具も昔はかなり高級なものだったそうです。その中で青はウルトラマリンからしか作れず1704年までかーーーーなりの高級品で絵の大事なところしか使わない画家が多かったそうです。

しかしかの有名なヨハネス・フェルメールは「音楽の稽古」という絵で青をふんだんに使い、茶色で済ますことができる天井にも青色を混ぜて使いました。

また「真珠の首飾りの少女」では「青+金」という高級感あふれる色合いを用いています。

そんな中、1704年にプルシャンブル―が作られ比較的容易に青色を使用できるようになりました。

そして1824年にチューブ入りの絵の具が作られ、屋外で絵を描けるようになると明るい色を求めカラフルな絵の具が使われるようになり、ゴッホのような「印象派」が現れました。

また「なんかいい」と思う色合いにはおそらく理由があります。

1.色の明暗の幅が広い(ハイキー)からコントラストが強く目を引く、逆に幅が狭い(ローキー)から色合いが繊細に感じられる。

2.影の書き方。

3.赤、青、黄のように互いの個性をはっきり隔てるように描かれている。

4.同系色でまとめている。

5.お互いに引き立て合う色(「青:橙」「赤:緑」「黄:紫」など)で描かれている。

といった可能性が考えられます。

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いやー本当に奥が深いですね・・・

明日はついに3部構成最終作となる予定です。

ではでは